矯正歯科治療とは
- 矯正歯科治療は、自分の歯を活かして機能的で美しい歯並び・咬み合わせを作る、お口の健康を第一に考えた治療です。
歯並びがきれいになることで笑顔も変わります。かがやく笑顔と健康できれいな歯は、相手に対して良い印象を与えます。また、むし歯や歯周病から歯を守るという意味でも大きなメリットがあります。
当院の矯正歯科治療の特徴
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明確な治療内容
- 矯正歯科治療は治療方法や費用などがイメージしにくく、不安に思われる方も多いと思います。大牟禮矯正歯科クリニックでは、皆様の不安を少しでも取り除けるよう、治療の内容を明確に提示いたします。
費用につきましても、治療が終わるまでに必要な金額が明確化された分かりやすい料金体系にさせて頂いております(※詳しくは下記、矯正歯科治療の費用をご確認ください)。
ぜひ当院にお越しいただき、ご不安に思われていることや疑問点をお聞かせください。
当院のスタッフが分かりやすくご説明をさせて頂きます。
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アットホームでフレンドリーな雰囲気の歯科医院です
- 矯正歯科治療は初めは皆様緊張されてしまうかもしれません。
そんな皆様の緊張が少しでもほぐれるよう、大牟禮矯正歯科クリニックではアットホームな雰囲気を心がけております。
『せっかく矯正相談に来たのに、聞きたかったことが言い出せなかった』
そんなことがないよう、患者さんの気持ちに寄り添い、安心して治療をスタートできるようサポートいたします。
当院は、ついつい色々なことを聞いてしまいたくなるようなフレンドリーな医院を目指しております。
矯正治療の流れ
子どもの矯正歯科治療
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STEP1 矯正相談
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STEP2 矯正検査・診断・治療方針の説明
レントゲン撮影など、専用の機器を用いて口腔内や顎、噛み合わせの精密な検査を行います。検査結果をもとに診断を行い、患者さんに合わせた治療計画を立てます。
治療に入る前に、お子さんにも分かりやすく説明いたしますのでご安心ください。 -
STEP3 第一期治療[主にあごの成長のコントロールと前歯の治療]
1.5〜2年程度、通院回数10〜20回 -
STEP4 第Ⅱ期治療[永久歯の仕上げ(マルチブラケット治療)]
2〜3年程度、通院回数20〜30回 -
STEP5 保定(歯の後戻りを防ぐ治療)
2年程度、通院回数5〜6回 -
STEP6 定期検診
大人の矯正歯科治療
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STEP1 矯正相談
-
STEP2 矯正検査・診断・治療方針の説明
レントゲン撮影など、専用の機器を用いて口腔内や顎、噛み合わせの精密な検査を行います。検査結果をもとに診断を行い、患者さんに合わせた治療計画を立てます。
治療に入る前に、お子さまにも分かりやすく説明いたしますのでご安心ください。 -
STEP3 マルチブラケット治療(歯を抜くことあり)
2〜3年程度、通院回数20〜30回 -
STEP4 保定(歯の後戻りを防ぐ治療)
2年程度、通院回数5〜6回 -
STEP5 定期検診
矯正歯科治療の費用(表示価格はすべて税込です)
子どもの矯正歯科治療
基本検査料 | 33,000円 |
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診断料 | 22,000円 |
治療費 | 第一期 330,000円 |
さらにマルチブラケット治療の必要があれば第二期 495,000円 | |
保定管理料(保証期間3年) | 44,000円 |
合計 | 第一期で終了すれば 385,000円 |
第二期までかかったとき 924,000円 |
大人の矯正歯科治療
基本検査料 | 33,000円 |
---|---|
診断料 | 22,000円 |
基本治療費(マルチブラケット治療) | 770,000円 |
保定管理料(保証期間3年) | 44,000円 |
合計 | 869,000円 |
- 矯正歯科治療は公的健康保険の対象外の自由(自費)診療となります。
- 装置料・調節料・観察料は上記費用に含まれますので、上記の金額以上かかることはありません。
- 分割でのお支払いもできます。
- 口唇口蓋裂などの先天疾患および顎変形症の患者さんの矯正治療には健康保険が適用されますので、
上記金額とは全く別の料金になります。 - 見えない矯正装置(リンガルブラケット矯正装置、マウスピース型矯正装置)での治療は別料金になります。
適用できない症例もありますので、まずはスタッフにご相談ください。
矯正装置の種類
矯正装置には、ワイヤ―やブラケットを使う装置や、歯の裏側につける装置、ワイヤーブラケットを使わないマウスピース型の装置などいろいろな種類があります。
-
マルチブラケット装置
(ラビアル矯正)歯の表側に接着する装置で、矯正治療と聞いて多くの人が真っ先にイメージするのがこの装置ではないでしょうか。
メリット
- いろいろな症状に対応することができる
- 他の装置に比べて安価なため、治療費を抑えることができる
デメリット
- 当院では、前歯には審美ブラケット(白色のブラケット)を使用していますが、他の装置と比較すると若干目立ちます
-
リンガルブラケット矯正装置
(リンガル矯正)歯の裏側にブラケットを装着する装置です。表からは見えないので、周囲の人から気付かれずに治療できます。
メリット
- 周囲の人から気付かれにくい
- 歯の裏側はむし歯になりにくいため、表側に装置をつけた場合と比べむし歯になりにくい
デメリット
- 慣れるまで違和感を感じたり、発音がしにくい場合がある
- 表側につける装置(ラビアル矯正)と比べて料金が高い
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マウスピース型矯正装置
 ワイヤーやブラケットを使わず、透明で薄いマウスピース型の装置を用いて歯を動かします。装置は自分で取り外し可能です。
メリット
- ワイヤーやブラケットを装着しないので、発音障害や不快感が少ない
- マウスピースは薄くて透明なので、周囲の人からほとんど気づかれない
デメリット
- 指定された装着時間を守らないと治療の結果に影響を及ぼすことがある
- 治療できる症状が限定される
矯正歯科治療のQ&A
- 矯正歯科治療はいつから始めればいいの?
-
【A】
矯正歯科治療は成長・発育期に行うのがよいとされています。しかし、治療に適切な時期は不正咬合の種類によって異なります。
また、幼児の場合は治療自体が困難な場合もあります。当院では矯正相談の際に、治療開始の時期についてご説明いたします。
歯ならびや咬み合わせが気になる場合は、一度矯正相談を受けて頂き、それからお考えになることをお勧めいたします。
- 不正咬合ってどのような状態?
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【A】
歯がきれいに並んでいなかったり、上あごと下あごの歯がお互いにきちんと噛み合わない状態を、専門的には「不正咬合」といいます。
- 不正咬合を放置するとどうなるの?
-
【A】
悪い歯並びやかみ合わせを放置すると、次のような問題が起こると考えられています。
1.お顔の正常な成長・発育が阻害される。
2.ますます歯並びや噛み合わせが悪くなる。
3.食べ物がよく噛めない。
4.言葉が不良明瞭になる。
5.歯を折るなどのケガをしやすい。
6.むし歯や歯周病になりやすく、歯の寿命が短くなる。
7.見た目が悪くなることで、劣等感を感じることがある。
- 矯正歯科治療を考えていますが、装置が見えることに抵抗を感じています。どのような装置があるか教えてください。
-
【A】
当院では矯正装置を選択する場合、最も効果的で確実に歯の移動が行える装置を第一に候補に挙げます。最近は、取り外し可能で透明な装置もありますが、治療に限界があることもあります。
迷われている場合は、一度、矯正相談を受けていただき、どのような矯正装置ならきちんと治療ができるのか、費用や期間はどの程度かかるのかを説明を受けた上で、お考えいただくことをお勧めします。
- 矯正治療の期間について
-
【A】
歯並びの状態によって異なりますが、永久歯列期の治療では、通常2~3年程度で歯を動かします。
- ご来院間隔について
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【A】
多少の個人差はありますが、通常、矯正装置を付けた状態で月に1回、経過観察中は4か月に1回程度、ご来院して頂きます。
- 矯正治療は痛いですか?
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【A】
装置が入ると歯が浮いたような痛みがありますが、痛みの程度には個人差があります。数日後にはおさまりますのでご安心ください。痛みが強いなど何かございましたら、いつでもご相談を受け付けています。
- むし歯の治療なども行ってくれるの?
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【A】
当院は、矯正歯科治療専門の医療機関です。
むし歯の治療や抜歯、歯周病の治療、入れ歯などの一般歯科治療は、かかりつけ歯科医院や近医で行っていただいております。ご了承下さい。
- 土日も診てくれるの?
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【A】
土曜日は通常通り診療しています。日曜日は第2・4日曜日は診療日、第1・3・5日曜日が休診日です。
木曜・祝日は完全に休診となります。
診療日につきましては詳しくは診療カレンダーをご確認ください。
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
- ・装置装着後に違和感、不快感、痛みなどが生じることがあります。一般的には数日間~1、2週間で慣れてきます。
- ・歯の動き方には個人差があります。そのため予想された治療期間が延長する可能性があります。
- ・装置やゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療には患者さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- ・治療中は歯が磨きにくくなるため、むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。適切なブラッシングでお口の中を常に清潔に保ち、さらにかかりつけ歯科医に定期的に受診することが大切です。
- ・歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや歯肉がやせて下がることがあります。
- ・ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことや歯を動かすことで歯の神経が壊死することがあります。
- ・装置により金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- ・治療中にあごの関節の痛みや音が鳴る、口が開けにくいなどの顎関節症状が生じることがあります。
- ・治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。
- ・歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
- ・装置を誤飲する可能性があります。
- ・装置を外す際に歯の表面に微小な亀裂が入ることやかぶせ物の一部が破損することなどがあります。
- ・治療が終わった後にかぶせ物やつめ物などの歯の治療のやり直しが必要になることがあります。
- ・治療後に保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや 咬み合せの「後戻り」が生じる可能性があります。
- ・あごの成長発育により歯並びや咬み合せが変化する可能性があります。
- ・治療が終わった後でも親知らずの影響や加齢、歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。
- ・矯正歯科治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。